【補助金情報】
工場・事業場&業務用建築物の脱炭素改修を支援!
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今回は、「工場・事業場の省CO2化加速事業(SHIFT事業)」および「業務用建築物の脱炭素改修加速化事業」についてご案内いたします。
これらの補助金は、脱炭素・省エネルギー対策を進める企業・団体向けの支援制度です。
補助対象や申請要件について詳しくご紹介いたしますので、ご活用を検討されている方はぜひご確認ください。
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<脱炭素技術等による工場・事業場の省CO2化加速事業(SHIFT事業)>
環境省・令和7年度予算(案)
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1.事業目的
2050年カーボンニュートラルの実現や2030年度削減目標を達成するため、エネルギー起源CO2排出量のより少ない設備・システムへの改修を行う事業者を支援し、積極的な省CO2化投資を後押しすることでバリューチェーン全体のCO2排出削減を図るとともに、支援した知見を普及展開し、省CO2化の浸透を図ります。
2.事業内容
① 省CO2型システム改修支援(補助率1/3)
- 対象: CO2排出を大幅に削減する電化・燃料転換・熱回収等の設備導入
- 要件:
- 工場・事業場単位で15%以上削減
- 主要システム単位で30%以上削減
- 対象外: 単純な高効率化改修(蒸気・空調・給湯システム等)
②DX型CO2削減対策(補助率3/4)
- 対象: デジタル技術(DX)を活用した設備運用改善
- 補助上限: 200万円(2年以内)
- 例: 運転管理データを活用した省CO2化、効果的な改修設計
③ 先導的脱炭素化取組支援(継続案件のみ)
④ 調査・分析(委託事業)
- 過去の事業整理・分析、脱炭素化の課題解決手法の検討
(※)①②③間接補助事業(補助率:1/3、3/4)、④委託事業
3.実施期間
令和7年度~令和11年度
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<業務用建築物の脱炭素改修加速化事業>
環境省・経済産業省・国土交通省連携事業 令和7年度予算(案)
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1.事業目的
• 建築物分野において、2050年の目指すべき姿(ストック平均でZEB基準の水準の省エネルギー性能の確保)を達成するためには、CO2 削減ポテンシャルが大きい既存建築物への対策が不可欠。
• 外皮の高断熱化と高効率空調機器等の導入加速を支援することにより、価格低減による産業競争力強化・経済成長と、事務所や教育施設などを含む建築物からの温室効果ガスの排出削減を共に実現し、更に健康性、快適性など、ウェルビーイング/くらしの質の向上を図る。
2.事業内容
① 脱炭素改修加速化支援事業(継続案件のみ)
- 対象: 既存建築物の外皮高断熱化、高効率空調機器等の導入
- 要件:
- 外皮性能(BPI):改修後1.0以下
- 一次エネルギー消費量削減:30%(ホテル・病院・百貨店等)、40%(事務所・学校等
- BEMS(エネルギー管理システム)導入
- 対象設備:断熱窓、断熱材、高効率空調機器、高効率照明器具
- 補助額:改修内容に応じて定額(補助率1/2~1/3相当)
② 脱炭素改修先進モデル導入事業
- 対象:既存業務用建築物の先進的な脱炭素改修
- 内容:ライフサイクル全体のCO2削減に貢献する技術・建材等を取り入れたモデル実証を支援
- 対象設備:断熱窓、断熱材、高効率空調機器、高効率照明器具、高効率給湯機器
- 補助率:
3.実施期間
令和5年度~
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<ストレージパリティの達成に向けた太陽光発電設備等の価格低減促進事業>
(環境省・経済産業省連携事業)
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<設置場所の特性に応じた再エネ導入・価格低減促進事業>
(環境省・一部農林水産省/経済産業省連携事業)
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<最後に>
今回は、環境省が支援する脱炭素促進のための補助事業をご紹介いたしました。
これらの事業を活用することで、初期投資を抑えつつ、電気代の削減や脱炭素経営の推進が期待できます。
詳しい情報や導入に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。
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