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【停電でも止まらない事業へ】 太陽光・蓄電池を活用したBCP対策とは? 〜災害・停電時も業務を継続できる“非常電源”の考え方〜

コラム 2025.07.04


🔴はじめに:なぜ今「非常用電源」が注目されているのか?


地震、台風、雷などによる突然の停電は、いつ起きても不思議ではありません。
そして、たった数分の停電でも、企業活動に以下のような大きな影響を与えます。

  • パソコンやPOSレジの停止
  • ネットワーク機器のダウン

  • 冷蔵設備・空調設備の停止

  • セキュリティ機器の一時的無効化

  • データの消失、復旧コストの発生

BCP (Business Continuity Plan:事業継続計画)の一環として、
非常用電源の確保は中小企業にも不可欠な対策となりつつあります。



🔴太陽光+蓄電池が選ばれる理由


一般的に非常電源といえば、ガソリンや軽油で動かす「非常用発電機」を思い浮かべる方も多いと思いますが、

近年では「太陽光+蓄電池」を活用した自己完結型の非常電源が注目されています。


✅ 理由1:自動起動型で燃料不要

・蓄電池は停電を検知すると自立モードに切り替わり、特定機器へ電力を供給できます。
・発電機のような燃料の保管・劣化・補充の手間が不要です。


✅ 理由2:普段から使える=費用がムダにならない

・日常は電気代削減用の「自家消費型太陽光」として使えます。
・非常時だけに使う設備ではないので、費用対効果が高い。


✅ 理由3:CO₂削減、SDGs・ESG経営にも貢献

・環境配慮を示すことで、取引先や地域社会からの評価にもつながります。



🔴停電時の動作イメージ(誤解を防ぐための注意点)


多くの自家消費型太陽光+蓄電池システムでは、停電時に一度はすべての電力供給が停止します(瞬停)

その後、蓄電池が「自立運転モード」に切り替わることで、あらかじめ設定した限られた機器(例:照明・通信・冷蔵庫など)に電力が供給される仕組みです。

⚠ 太陽光だけでは夜間は使えません。必ず蓄電池とのセット運用が必要です。
⚠ すべての設備が使えるわけではなく、「守る設備の選定と設計」が鍵になります。



🔴BCP電源としての設計ポイント


チェック項目内容
✅ 何を止めたくないか冷蔵庫/POS/PC/ルーター/セキュリティなど、用途を明確に
✅ どのくらい動かしたいか数時間〜1日など、蓄電容量と使用電力のバランスが重要
✅ 自動で切り替わるか自立運転への自動切替が可能な蓄電池か確認
✅ 導入時の費用対効果BCP対策+電気代削減の両方を見込んだ設計が理想



🔴日常も災害時も頼れる、エネルギーの「保険」


太陽光と蓄電池の導入は、災害時に業務を止めない“保険”のような存在です。

さらに、電気代の削減、補助金の活用、企業価値の向上といった日常面でのメリットも豊富です。
災害対策とコスト削減を同時に叶える「攻めのBCP」として、今こそ見直す価値があります。






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