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【2025.01.16配信】高圧対応! 屋根上自家消費型太陽光設備を解説

メルマガバックナンバー 2025.01.16

高圧対応!

屋根上自家消費型太陽光設備を解説


高圧対応の太陽光発電設備では、標準的な太陽光発電システムに加えて、高圧特有の要件を満たすための設備や設計が必要です。

以下に必要な主要設備を説明します:

 

< 太陽光パネル > 

役割:太陽光エネルギーを直流電力に変換。 

特徴:高効率で耐久性の高いパネルを採用。設置面積が大きくなる場合もあるため、効率重視が重要。 

 

< パワーコンディショナ(PCS) > 

役割直流電力を交流電力に変換。高圧配電設備と連携する機能を備える。 

特徴高圧系統に対応する大容量タイプが必要。 

ポイント:効率性や安定性を考慮して選定。 

 

< 高圧受変電設備 > 

役割:発電した電力を高圧で供給するための変電設備。 

主な構成機器:

 高圧キュービクル:電力を分配し、変圧や保護を行う。 

 変圧器:発電された電力を系統の高圧レベルに調整。 

 

< 系統連系保護装置 > 

役割:系統との連系時に、逆潮流や異常を検知して保護する。

特徴:高圧特有の安全基準を満たす必要がある。 

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パワーコンディショナー類

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高圧受変電設備

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系統連系保護装置

< モニタリングシステム > 

役割:発電状況や設備の動作状況をリアルタイムで監視。 

必要性:高圧システムでは運用管理が重要なため、異常時の迅速な対応が可能になる。

 

< 設置構造物(架台) > 

役割:太陽光パネルを設置するための基盤。 

特徴:屋根の強度や防水性に配慮した設計が必要。風や地震に対する耐性も考慮する。 

 

< その他の安全装置 > 

主な装置:避雷器(雷サージ保護)・断路器・遮断器(異常時の回路遮断)・過電流保護装置 

 

【 高圧対応ならではのポイント 】 

・法規制への適合:高圧設備は電気事業法の規定を満たす必要があります。

 設置前に電力会社や行政との協議が必須。 

・高圧免許:設備の運用には高圧電気の取り扱い資格が必要。 

・設計の最適化:高効率かつ安全性を高めるための設計が求められる。

 

 まとめ 

高圧の屋根上自家消費型太陽光発電設備は、効率的で持続可能なエネルギー利用を可能にしますが、設計や設備選びには専門的な知識が求められます。

当社は高圧対応太陽光発電システムを手掛けてきた実績があり、設計から施工、メンテナンスまで一貫してサポートしています。

さらに、法令や電力会社の基準を確実に満たす設計をご提供することで、安心して運用いただける体制を整えています。

お客様のエネルギー課題を解決するためのパートナーとして、ぜひエネ創にお任せください。


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